子猫を飼育する上での注意事項や参考事項です。

生まれて間もない子猫を拾った場合 Edit

羊水をなめ取られてない場合があります。
一度乾いてしまった羊水はかなりしつこいため、一度で取ってしまおうとせずに、何度かに分けて丁寧にふき取ってあげてください。
(蒸しタオルの温度には細心の注意をはらうこと。)
口の端・肉球や指の間は子猫が口に入れやすいので丁寧に。
拭いた後は気化熱で体が一時的に冷えるので、ドライヤーの風量と温度を弱にして乾燥させることも忘れずに。
臍の緒が取れていない場合、周辺をしみない消毒液で拭いてください。
出来るだけ子猫を清潔にしましょう。

ダンボール箱はダニなどのすみかになっている危険がありますので処分しましょう。

子猫を飼うにあたって Edit

ミルク Edit

体質にもよりますが下痢をする子もいるので牛乳を与えてはいけません。
場合によっては死に至ることもあります。子猫用のミルクがあるので、それを用意して下さい。

子猫用の哺乳瓶が必要です。初めはお皿で上手に飲むことが出来ません。
鼻から吸ってむせたりします。徐々に慣らしてあげましょう。
出が悪いときは哺乳瓶の穴を針で広げてあげましょう。
哺乳瓶によってはある程度まで吸ってしまうとビンの中の空気が不足してミルク出なくなってしまいます。
適度に哺乳瓶の蓋開け閉めして空気入れてあげましょう。

ミルクはぬるめに。ちょっと濃い目にすると飲んでくれたりしますが使用上の注意を守って作ってやって下さい。
ミルクだけでは腹持ちが悪いので4時間ごとくらいにあげる必要があります(夜中は大丈夫だそうです。)
子猫はお腹がすいてさえいれば飲むとは限りません。
ちっとも飲まないで栄養不足の心配があるときは多少強制的に飲ませることも必要です。

逆に子猫専用ミルクで下痢ばかりするようなら牛乳を与え、様子を見ましょう。


万一子猫用ミルクと哺乳瓶が手に入らず、かつ一刻を争う場合

  • 人肌よりちょっと温かいぬるま湯に、ほんの少しの砂糖か蜂蜜を溶かした物をスポイトかストローでちょびっとずつあげることでとりあえずは凌げます。
  • 他に『雪印のアカディ牛乳』を緊急の場合には可。
  • 普通の牛乳に同じ量のお湯を入れて(半々よりお湯がちょっと多めくらい)砂糖を小さじ三杯、に卵の黄身だけを混ぜれば簡易ぬこミルク。(これでコップ一杯量)
  • ポカリスエットをスポイトで与える。子猫の脱水症状防止になる。
  • 人の赤ちゃん用の粉ミルク。

これらは、あくまでも一時しのぎです。
とにかく栄養失調にならないように気をつけて下さい。
初めはミルクのみで水分補給させて下さい。水は普通の食事が出来るようになってから与えましょう。

子猫にキャットフードはまだ早いので折を見てあげましょう。
安物は食いつきをよくするために塩分が多めなので注意して選びましょう。
腎臓病、尿結石などの原因になります。

排泄 Edit

子猫は生まれてしばらくは本来親猫が排泄物を舐めてくれるので自分で排泄が出来ません。
ティッシュをぬるま湯でぬらしてお尻の周りを撫でて上げましょう。
衛生的に宜しくないし気持ち悪いので舐めるのはやめましょう。

道具 Edit

子猫を飼う場合キャリーケースは必須です。
病院へ連れて行くときや、車に乗せるときに必要になります。
特に後者の場合、ケースが無いと猫がアクセルの下にもぐりこんだりする可能性があり危険です。
一時的に預かる場合はダンボールや洗濯ネットでも代用できます。

基本的に子猫は何でも遊び道具にしてしまうのでキャットタワーなどのおもちゃを買う必要は特にはありません。
当たり外れがあるし高額なので、もし買うのであれば情報収集をしてからにしたほうが良いでしょう。
穴をあけた段ボール箱でも十分遊んでくれます。

ねこじゃらし・爪とぎ用の壁はあった方が良いそうです。
ペットショップで変なチューブを売りつけられてもキッパリ断った方がいいそうです(なんじゃそりゃ)

動物病院 Edit

去勢料金は概ね1万〜3万くらいだけれども病院単位で料金を決められるためマチマチです。生後一年頃には必要になるでしょう。

予防接種は抵抗力の問題があるため受けるべきです。
予防接種は、3種で5000円が平均のようで、1万円取る所はかなり高いそうです。
回数は、人工ミルクで育った子は母乳に含まれる免疫を貰ってないので初年度は3回。
母乳で育った子は2回で大丈夫だそうです。
地方によっては県などから手当てが受けられることもあるのでチェックしておくと良いでしょう。
費用としては初期費用5万、その後は月で1万5千円、時期によって病院費用などで10万位を見込めば余裕があると思われます。

部屋の準備 Edit

基本的に家飼いをすること。周囲への迷惑、交通事故の危険性を考えると外飼いはするべきではありません。

猫の嘔吐に対する対策をしましょう。
対策をしないと家電製品や本、CDなどに甚大な被害が及ぶ可能性があります。

食べたら危険なものを部屋に置かないようにしましょう。
例えばビニール紐、糸などです。飲み込んだ場合腸が壊死することがあります。
電気コードなどにも気をつけて下さい。

健やかな猫の育て方 Edit

家飼いの猫は狩猟本能を遊びによって満たします。ちゃんと遊んであげましょう。
フラストレーションが限界まで溜まると狩猟本能が抑えきれず暴れ出します。

子猫のときは限界を超えても遊び続けるので遊ばせすぎないように気をつけましょう。
疲労が溜まりすぎると抵抗力が落ちます。

子猫の時はなるべく一緒にいてあげましょう。
あまり寂しい思いをさせると臆病な子になってしまうかもしれません。

子猫の時に兄弟と一緒に育たなかった猫は噛み癖がつくことがあります。
子猫が噛んでも痛く無いでしょうが、可愛いからといってわざと手を噛ませたりするのは絶対にやめましょう。
噛まれた時は多少オーバーリアクションをしたり、遊ぶのをやめたりして、それが悪いことだと教えてやりましょう。
間違っても叩いたり噛みつき返したりしてはいけません。

マタタビは子猫に与えてはいけません。大人になってからにしましょう。

保温 Edit

子猫は自分で体温調節が出来ないので毛布やタオルケットで冷えないように注意しましょう。
手足が紫色になっているのは危険な証拠です。
真夏でも一応寝床にはぬるま湯を入れたペットボトルをタオルで包むなどして暖房に注意した方が良いそうです。
もちろん逆に暑くなり過ぎないようにも気をつける必要があります。

判断の目安(あくまで目安です)
・広がって寝ている→ちょうど良い
・しょっちゅう寝床を変えて広がって寝ている→暑い
・丸まって寝ている→寒いor具合が悪い

猫のケアの仕方 Edit

ヒトと違って猫の爪には血管が通っています。
前足の爪は薄いので血管が透けて見えますが、後ろ足は分厚いので分かりにくいです。
血管を傷つけないように血管の手前まで爪を切ってあげて下さい。
子猫の爪切りは爪の長さにも寄りますが先を1mmくらい切るのが宜しいとのこと。
3mm程切ると出血してしまうそうです。

シャンプーは猫専用の物を使いましょう。
人用のものは猫の地肌には刺激が強過ぎます。
一応人間の赤ちゃん用シャンプーも可能だそうです。

食べさせてはいけない物の主なリスト Edit

・基本的に塩分や糖分の多いものは与えてはいけない。
・当然ここに書かれている物以外にも食べさせてはいけない物はあるので注意。
・なるべく人間の食べ物は与えないように。

ねぎ類・ニンニク・ニラ
赤血球を破壊、貧血になる。
ハンバーグなど、エキスが含まれている食べ物も不可。
キノコ
毒素を含んでいるものがあり、ショック症状を引き起こす。
カカオ類
下痢・嘔吐、神経性の異常を引き起こす。
カフェイン
不整脈・呼吸困難・心不全を引き起こす。
アルコール
肝臓への負担が大きい。
致死量は人間に比べ非常に少量で、舐めさせるだけでも危険。
香辛料
胃炎、下痢の原因になる。
パン種
イーストが胃の中で膨らんで、場合によっては内臓破裂を引き起こす。
(イーストは菌なので、パンを焼き上げるときにすべて死滅します。なので、パンを食べて胃の中でイースト菌が発酵して内臓が破裂することはないと思います。)
レバー
骨の変形をまねくビタミンA過剰症を引き起こす。
肉の脂身
肥満の原因。肥満は心臓に大きな負担を与えるので注意。
生卵の白身
体内でビタミンBを破壊する成分が含まれている。
ドッグフード
これを主食とするとタウリン欠乏により失明に至る。
貝類
アワビなどに含まれる毒素が皮膚病を引き起こす。
場合によっては耳などの薄い皮膚が壊死する。
タコ・イカ・甲殻類
ビタミンB1を破壊する酵素が多く含まれており、場合によっては歩行障害を起こす。
加熱すれば問題ないが、消化が悪いのであまり与えるべきではない。
スルメは急性胃拡張の原因となるので与えてはいけない。
生魚
ビタミンB1を破壊する酵素が多く含まれており、ビタミンB1欠乏を引き起こす。
定期的に与えたりなどすると死に至る場合もある。
青身の魚
あたえすぎ(・A・)イクナイ!!ビタミンE欠乏により黄色脂肪症にかかる。
海苔・かつおぶし・ミネラルウォーター
マグネシウムなどが多く含まれており尿結石になりやすい。
魚や鳥の骨
消化できず食道を傷つける。
種が腸閉塞、腸炎の原因となる。
ブドウ(レーズン)
腎臓への障害の原因となる。
マカダミアナッツ
消化器や神経系、筋肉に有害。
ケーキなど糖分の多いもの
糖尿病の原因となる。
牛乳
個体差もあるが下痢を引き起こす。
植物(茎・葉・球根)
基本的に種・球根はNGです。
アイリス、アサガオ、アボガド(肺水腫(肺に水が溜まる)により、呼吸困難になり死に至る)、アマリリス、アロエ、カラー、カラジウム、クロッカス、ケシ、シクラメン、ジャガイモ、スイセン、スズラン、チューリップ、ディフェンバキア、トマト、ドラセナ、ナッツ類、ヒヤシンス、フジ、ポインセチア、ボタン、ポトス、モクレン、ももの種、ユリ科の植物(花粉、葉など)、リンゴの種、他
特にユリ科の植物は危険である。
花粉を舐めただけで中毒死した実例があるため猫のいる家には植えない事。
チューリップなどもユリ科なので危険。

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Last-modified: 2007-11-14 (水) 22:12:11 (1024d)